コクリコ坂から

起床早々から親が映画行こう映画行こうとしつこかったので、渋々ついて行って「コクリコ坂から」を見てきました。最近のジブリなんてわざわざ映画館まで見に行くほどでもないだろ、と思ってたんですが…そんなに悪くなかったんですよこれが。声もそんなに違和感なかったです。直前にテレビでゲド戦記を見たせいっていうのもあるんですけどね。あれは棒っぷりが異常だったもんなぁ、見れたもんじゃなかった。手嶌さんは歌だけ歌ってればいいですわホント。今回の歌も結構好きですし。
…で、だ。何より時代設定が良いです。当時生まれてもいないくせに思わず『あの頃は良かった』と懐古厨になりたくなる映画。あとカルチェラタンの雰囲気が好きすぎる。実際にあったら間違いなく入り浸る。
あ、ちょっぴりフランス語の知識があると幸せなのかもしれない。海ちゃんが「メル」って呼ばれてる理由とか、家帰ってからググってみて初めて知ったわ(パンフレットにも書いてあったけど)。え、もしかして劇中で言ってた?さらっと聞き流しちゃったのかな、記憶にない。そして「カルチェラタン」もフランス絡みだし、そもそもタイトルからして「コクリコ」はフランス語!
…まぁとにかく、「おもひでぽろぽろ」「耳をすませば」の系列が好きな人はきっと気に入ると思います。おすすめ。


そうそう、余談になりますが…始まる前に「カンフー・パンダ」と「怪物くん」の予告をやっててちょっと笑った。本編も含めて、なんなんですかこのトキブイ祭り。せっかく『岡田さんが声やってる』っていう先入観を捨てて映画館に入ったのに予告のせいですっかりテンション上がっちゃったじゃないですか。なんとかすぐ落ち着かせましたけども!